損益分岐点(CVP)分析(5)

損益分岐点の分析方法について解説していきます。

高い方が良い?低い方が良い?

損益分岐点を見る場合、高い方が良いでしょうか?低い方が良いでしょうか?

これは勿論低い方が良いです。

500万円売上高でプラスになるのと、700万円売上高になるのでは

当然500万円でプラスになる方が、経営として楽になります。

この「損益分岐点を下げる」ためには、いくつかの方法があります。

損益分岐点を下げる施策1 変動費率を下げる

変動費率が下がればそれだけ利益が増えることになります。

変動費(材料費 + 外注費) が30%だった場合、

500(固定費) ÷ 限界利益率70% = 714万円

変動費が29%になれば

500 ÷ 71% = 704万円

となり損益分岐点が下がります。

続きは次回