流動性分析(1)

流動性の判断

流動性とは、一般的に一年以内に「動く」お金の事を指します。

反対に一年以内に動かないお金は固定と言われます。

流動性分析は、常に動いているお金に対して「収入」と「支出」に分けて

そのバランスを見ることです。

普通考えて、「収入」よりも「支出」が多いのであれば、

バランスが悪いということになります。

貸借対照表で言う、「流動資産」「流動負債」がこれに当たります。

流動資産

流動資産は、

・現金預金

・売上債権

・棚卸資産(在庫)

・その他

に分類されます。

現金預金は今現在所持している銀行の預金残高でありこれが足りないと話になりません。

売上債権は、売掛金や受取手形のことですが、近い将来現金化される予定の金額です。

棚卸資産は在庫で、一般的に売れれば売上として現金化されます。

その他は、未収入金などでこれも近いうちに現金化される金額です。