売価アップがうまくいく理由2

言うまでもなく、今日現在がその「時期」だからです。

当職が行うセミナーでは、受講者にいつも聞いています。

特に製造業が多いのですが、「今時ながら値段が下がっている材料はありますか?」と

聞くと、一人も手を上げることはありません。

当然ですが、今がその時期でありチャンスであります。

得意先である相手の事を気を遣う必要は全くありません。

理由は得意先自身も売価を上げているからです。

勇気をもって相談してみましょう。

売価アップがうまくいく理由3

政府の方針も、売価アップの後押しをしています。

googleで、「価格転嫁 政府方針」で検索してみてください。

首相官邸、公正取引委員会、総務省、内閣官房、中小企業庁等

各行政機関から売価アップの基本方針がでています。

また、価格転嫁交渉を断った場合には事業者名が公表されると

公正取引委員会から通達があり、実際に2024年3月15日に公表されました。

既に公表されているので、実名を出しても構わないと判断し記載します。

「イオンディライト、SBSフレック、京セラ、西濃運輸、ソーシン、

ダイハツ工業、東邦薬品、日本梱包運輸倉庫、PALTAC、三菱ふそうトラック・バス」

これは大企業を「みせしめ」として公表されたのでしょうが、政府の指針が

出ている以上は全く無視できません。