交渉に必要なのは「勇気」

売価アップに関し、どうしても得意先の顔色を伺う必要があります。

「これを言ったら嫌な顔をされるかな」

「今まで良好だったのに、今後取引をしてもらえないのでは」

といった考えが頭をよぎるのは、経営側としては当然のことです。

交渉への第一歩は「勇気」を出す事です。

交渉を行ってみるとわかりますが、2024年現在は価格交渉の相談に応じてくれます。

そして当方側の依頼が比較的通ることが多く、経営者からは「もっと早く言えばよかった」

といった声が数多く聞けます。

根拠となる理由をいくつか挙げてみましょう。

価格交渉が比較的うまくいく理由

理由1:「もともとの金額が非常に安い」

そもそも、これまでの取引価格が非常に安く、「相手企業側が逆に申し訳なく思っている」

場合が多くあります。

取引先も営利企業である以上、わざわざ「売価上げてもいいですよ」とは普通言いません。

こういった場合には、得意先側はある程度交渉依頼がくることを想定していますので

「そろそろ来るころだと思っていた」という感じで応じてくれます。